【注文設計が教える】部屋別インテリアのしつらえ基本

インテリアとは?

『インテリア計画』= 住まいを室内から考えること

『インテリア』には本来、「内部」「室内」「屋内」という意味があります。
つまり『インテリア』とは人が生活する室内空間そのものを意味しています。

住空間を構成する要素とは

固定、不動 床/ 壁/ 天井/開口部(窓/ 出入口)など
密着、可動 建具/ 造作/ 仕上げ/建築化照明/設備機器 など
非固定 家具/ 小物/ 照明器具 など

『インテリアコーディネート』 = 住空間コーディネート

住生活空間は、満足度を高めるために豊かで質の高い空間とする必要があります。

そのためには『求めていること』『ライフスタイル』『価値観』を基に、床・壁・天井や建具・造作材などトータルでコーディネートすることが重要です。

ポイントとなる部分に絞ってしつらえをするだけで、空間全体の印象がガラリと変わり、個性が感じられるこだわりの空間とすることができます。

リビングのしつらえ

こだわりのリビングをつくるポイント

TV後ろの壁一面をしつらえる

空間全体の印象に大きな影響を与えるTV後ろの壁一面にポイントを置いてしつらえ、こだわりの空間を演出します。

① お気に入りのギャラリースペースをつくる

A:見せながら飾れる棚
・お気に入りの写真や本をディスプレイこだわりのギャラリースペースに。

B:アクセントクロス
・壁一面を木目クロスでアクセントをつけることで空間にナチュラルなあたたかみと、素材感をプラスします。

【設計のポイントと注意点】
❶ 小さめサイズの棚でも、2段ずらして配置することでバランス良く壁面を埋めることができます。
❷ アクセントクロスと棚のカラーをそろえるとすっきりまとまります。
❸ 棚とTV 収納をホワイトにするのもクロスのアクセントになっておすすめです。

② 壁面を照らす間接光で、くつろぎのリビングをつくる

A:コーニス照明
・家族みんなが落ち着けるくつろぎのあかり。
・TV背面の壁を照らすのは目にもやさしいです。

B:アクセントタイル張り
・コーニス照明でタイルの陰影を強調し高級感のある印象的なしつらえに。

【設計のポイントと注意点】
❶ テレビ背面の壁をやわらかく照らし、明るさの差を少なくすることで目にやさしい環境となります。
❷ 強い影ができないよう、壁面のしつらえと光の広がり方に注意してください。
❸ 下に収納を配置するなど、近くにいても光源が見えにくくなるように工夫が必要です。

癒しのリビングをつくるポイント

お気に入りのコーナーをつくる

テラスとつながるリラックスリビングでくつろぎの時間を楽し

A:床タイル
・リビングの一画をタイルにすることで、空間にアクセントを与え、素材感を高めます。
・少しくらい汚れても掃除がしやすく、インナーガーデンとして趣味のガーデニングなどを飾れます。ペットの居場所としても最適です。
・内外で同意匠のタイルで仕上げることで、連続感のある気持ちの良い空間となります。

B:縦格子
空間をゆるやかに仕切り、程よいおこもり感をつくります。

【設計のポイントと注意点】
❶ タイルはインテリアのスタイルやカラーに合わせて選定してください。
❷ 外のデッキも近似意匠のタイルにすれば、内外のつながりが視覚的に向上します。
❸ 床見切はタイルに隣接するフローリング合わせを推奨します。

低コストでこだわりのリビングをつくるポイント

広い面をしつらえる

床の素材とアクセントクロスで、あたたかみのあるリビングをつくる

【設計のポイント】
❶幅の広い壁面をアクセントクロスにすることで、板張りの素材感を強調することができます。
❷床の素材感とアクセントクロスのテイストを合わせることでラスティックでビンテージ感のある空間に統一できます。

キッチンのしつらえ

ライフスタイルに合わせ、キッチン小物や食器を飾りながら収納できる、カフェのようなおしゃれでこだわりのあるキッチンをつくります。

こだわりのキッチンをつくるポイント

キッチン後ろの壁一面をしつらえる

①お気に入りの食器を飾りながら収納する

A:壁付収納棚
・こだわって集めたお気に入りの食器をディスプレイしながら収納できます。
・自分らしい空間が演出でき、ダイニング側からのアイキャッチになります。

B:ダイニング側の収納
インテリアと統一感のあるカラーでダイニングの小物をすっきりしまえ、見せたい小物は飾り棚スペースに飾ることができます。

【設計のポイントと注意点】
❶ ハイサイド窓と組み合わせれば、採光・通風にも配慮したキッチンとなります。
❷ 壁付収納の代わりに壁付収納BOX にするのもおすすめです。

② ライフスタイルに合わせたディスプレイアレンジを楽しむ

A:ウォールレール
棚やフックを自由に組み合わせて、ライフスタイルに合わせ、キッチン小物を機能的でおしゃれにディスプレイできます。

B:キッチン用の腰壁+アクセントクロス
インテリアカラーと同じ木目クロスで仕上げることで、統一感と素材感が向上します。

【設計のポイントと注意点】
❶ サッシと組み合わせれば、採光・通風にも配慮したキッチンとすることができます。
❷ キッチン用腰壁(オープンキッチン)とし、フロート収納と同じカラーの木目クロスで仕上げれば、より統一感がアップします。
❸ ウォールレールはお客様のライフスタイルに合わせてお好みで組み合わせ、キッチン以外にも様々なディスプレイをご提案いただけます。

主寝室のしつらえ

・空間全体の見栄えに大きく影響を及ぼすヘッドボード後ろの壁にポイントを置いてしつらえます。
くつろぎの主寝室をつくるポイント

ヘッドボード後ろの壁一面をしつらえる

①あかりで生み出す壁面のアクセントを楽しむ

A:ブラケット照明
壁面にアクセントを与え、雰囲気のある光の効果を生み出します。

B:アクセントクロス
・ホテルのように上質でスタイリッシュな空間を演出できます。
・空間に落ち着きとあたたかみをもたらし、素材感をアップさせます。

【設計のポイントと注意点】
❶ アクセントクロスは木目柄や濃色、柄物など好みに合わせて選びます。
❷ ベッドに入ってダイレクトに光源が見えない配置とします。
❸ ダウンライトは部屋の真ん中に集中させてすっきりとさせます。
❹ 照明は身体リズムに合わせて調光できるタイプがおすすめです。
❺ アクセントクロス面にスイッチ・コンセントを設置する場合は、色や配色にご注意ください。

②安らぎを生み出す間接光で光の陰影を楽しむ

A:アクセントクロス
2色のアクセントクロスを組み合わせて、高級感のあるスタイリッシュな壁面に。

B:コーブ照明
調光できるあかりの演出で光の陰影を楽しむ安らぎの眠り空間へ。

【設計のポイントと注意点】
❶ ベッドに入ってまぶしくないようコーブ照明がおすすめです。
❷ 夜間、足元を照らすダウンライトを使用します。
❸ ❶❷は身体リズムに合わせて調光できるタイプがおすすめです。
❹ 手元の明るさが足りないと感じる場合は、スタンドなどで明るさを確保してください。
❺ 窓やダウンライトは、ベッドに対しシンメトリーとなるように配置します。
❻ 2 つの窓の中央にお客様のお好みの壁装飾を配置してもよいです。
❼ アクセントクロス面にスイッチやコンセントを配置する場合は、色付きがおすすめです。

③木の素材感が生み出すくつろぎの空間を楽しむ

A:木調天井パネル・木調クロス
下がり天井に張ることで、空間にアクセントを与え、木の素材感が印象的なくつろぎ寝室へ。

B:コーブ照明
空間をやわらかく照らすあかりで安らぎの寝室に。

C:壁付収納棚
お気に入りの本やアロマなど、就寝前のひと時のための小物をディスプレイできます。

【設計のポイントと注意点】
❶ 下がり天井奥行は750 ~ 1,000 ㎜程度がおすすめです。
❷ 下がり天井・コーブ照明と内部建具やサッシとの干渉に注意してください。
❸ カーテンBOX がごちゃついた印象となる場合は、プリーツスクリーン等をサッシ枠内に取り付けるとすっきりまとまります。

【注文住宅のインテリアコーディネートとは?】インテリアの概念と失敗しないためのコツ
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