使いやすい玄関を考える~ホール~

玄関を設計する時は基本的に以下の6つの要素に分けて考えます!

・ポーチ
・玄関土間
・玄関収納
・廊下(ホール)収納
・玄関ホール
・廊下

ここでは、その中の玄関ールに関して考えていきます。

玄関ホールに必要な空間

ホールでは2人が並んで、来客者に対して挨拶できる空間が必要。

巾 :1820mm以上(玄関収納スペースを含む)
奥行:1365mm以上

玄関・ホール・廊下は、さまざまな行為が集中するため、動線の集中を避けるように配慮する。

悪い例

各居室の出入口や階段の動線が、玄関廻りに交差した。ただし、狭小プランなどの場合は、この限りではない。
※トイレ・洗面所・キッチンなどは、玄関から直接見えないように配慮。

◆リビングが玄関の正面にくる場合、透明ガラスのドアは避ける。(来客者に見えてしまう為)
◆玄関正面に、トイレ、洗面所のドア(特に室内)が見えないように考慮する。

来客対応の場となる玄関は、極力正面のドアを避け、絵画等が飾れる壁を設けるなど、空間演出を考えましょう。

ホール

玄関土間から直接トイレ等の内部が見えることは避ける。

玄関位置を変えることが出来ないときの対策

・トイレ等の入口をずらす
・建具の吊元を変える
・収納等で目隠しをつくる などの工夫が必要。

空間演出

来客対応の場となる玄関は、極力正面のドアを避け、
絵画等が飾れる壁を設けるなど、空間演出を考える

例えば、花を飾ったり、鞄などの荷物を仮置きするための飾りスペースを設ける。

400×400 以上のスペースが必要。
・玄関収納をカウンタータイプ

・吊戸付カウンタータイプ

上記の様にすると玄関の演出感が出る。

自然採光の確保

玄関は直接採光が確保しにくいため、意識的に配慮が必要

・窓が設けられない場合は、玄関ドアをガラス面積の大きなタイプにして採光を確保。
・外壁面の玄関収納をトールタイプからカウンタータイプに変えることで窓を確保することができる。(収納量に注意)
・吹抜を利用して、上部からの採光を考える。
・階段をホールに隣接させることによって採光を考える。

上記のような対策をする場合、窓が高くなるため、窓ガラスや網戸の開閉・清掃が困難になることもある為、注意しましょう。

コンセント・電気関係

◆ コンセントは、玄関ホールの正面等を避けるなど、あまり目立たないよう取付箇所に気をつける。

◆ 玄関収納やカウンター上部に電源を必要とするもの(水槽や電気スタンドなど)を設置する場合があるので注意する

照明器具

→ 框の上部に取り付ける。
→ スイッチは、ホールからも、玄関土間からも届く位置とする。

ホール照明が1 カ所の場合、玄関土間での接客を考えると、
家人と来訪者が共に影にならないように、框の真上に照明を設けるとよい。

ブラケット照明等を併用するのも有効です。

掃除機

① ホール・廊下には、面積や長さにもよるが掃除機用電源確保のために最低1カ所以上はコンセントを設ける。

また掃除機のコードは5mであることを念頭に、ホール・廊下のすみずみまで掃除機がカバーできるような間隔で、適切な数のコンセントを設けるものとする。

② 階段で掃除機を使う人が多いので、原則として階段の上下2 カ所にコンセントを設けるようにする。ホール・廊下のコンセントは、そこを起点に順次割り付けていくようにすると計画しやすい。

廊下

廊下の長さ

廊下側面の壁に窓がない場合は、廊下の長さは3000mm~4000mmで抑えるのが望ましい。

◆ 廊下が長く、また雁行している場合は、コーナーに窓を設けるなど配慮したい。
ただし、窓は高さ寸法を揃えるなど、外観にも注意する。

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