使いやすい玄関を考える~ポーチ編~

玄関を設計する時は基本的に以下の6つの要素に分けて考えます!

・ポーチ
・玄関土間
・玄関収納
・廊下(ホール)収納
・ホール
・廊下

ここでは、その中のポーチに関して考えていきます。

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使いやすい玄関を考える~ホール~
使いやすい玄関を考える~玄関収納編~
使いやすい玄関を考える~玄関土間編~

ポーチとは?

建物の入り口部分で、
建物の屋根とは別の庇(ひさし)を持ち、建物の外壁から突き出している部分を「ポーチ」
という(建築用語では庇型ポーチという)。

ただし、建物の外壁に大きなくぼんだ空間を造り、
そのくぼみの内側に玄関ドアを設けた場合もその空間を「ポーチ」ということがある(建築用語では寄り付き型ポーチという)

ポーチとは|不動産用語を調べる【アットホーム】
ポーチの意味について。【アットホーム】の不動産用語集で不動産の基本的な用語から専門用語まで幅広く意味を調べることができます。五十音順やカテゴリ別に不動産用語が一覧で表示されているので、辞書のように利用することができます。

ポーチの必要な空間

ポーチでは玄関ドアを開く範囲以外で、人が立てる空間が必要です。

また、その上でタイルの割り付けを考えてサイズの設定が必要。

一般的には300㎜×300㎜の300角タイルが多いため、

巾 :W=1800㎜以上
奥行:D=1,200㎜以上

敷地の高低差を解消する

【設計のポイント】
・昇降時の安全性に配慮して、ステップの蹴上寸法(高さ)を均等に割りつける必要あり。
・ステップの視認性(わかりやすさ)に配慮し、仕上げ材を選ぶ。
・ステップ上り口と基礎天端の高さを確認。
・手摺を計画し、安全性に配慮。

踏面は約300mm
蹴上は150mm以下で計画。
溝入り段鼻タイルで視認性を高める。

機能面に配慮する

日本人は右利きが多いため、玄関ドアは右吊元が一般的

右吊元の場合

ただし、
玄関収納の位置
・アプローチの方向
・開放側(圧迫感の無い方)
を意識して決定。

例えば、
ポーチに人が立つとき、圧迫感がある場合、圧迫感をなくすため左吊元にする。

左吊元の場合

照明器具

ドアを開けたとき影にならない位置に設置。

壁付:H=ポーチ天端+2,000程度

玄関インターホンの子機 

玄関ドア脇に付ける場合、ポーチに立って話せるよう位置を決定。

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その他の外部設置機器など

ジョイントボックス、防水コンセント、電力メーター、エアコン室外機などを設ける場合、
アプローチから見て目障りにならないようにする。

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玄関軒先の奥行

玄関の軒の奥行は、雨がかりを考えると最低910㎜は必要。

ただし、デザイン面にも考慮しアルコーブを併用する等で1,365㎜以上確保することが望ましい。

※アルコーブの奥行455㎜で庇等もない場合は、雨の吹き込みがあります。

また、外出時に傘をさしながら玄関ドアを開けなければならず、使い勝手が悪い。
※奥行の浅いアルコーブを設計する場合は、フラット玄関庇や屋根等を設置して奥行きを伸ばす事が必要です。

【アルコーブ】
・構え感のある玄関廻りを創出。
・玄関廻りの囲まれ感を演出。

【インナーポーチ】
・接道面に外側袖壁を配置することで狭小敷地におけるプライバシー確保が可能。
・勝手口の目隠しになるとともに、屋根付の屋外物置き場としても利用可能。
・屋外ユーティリティスペースとして、家事効率がアップ。

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