防火地域で「木造住宅」は建築可能か?

防火地域で「木造住宅」は建築可能か?

防火地域だったら木造住宅は難しいのでは?やっぱり鉄骨か、鉄筋コンクリート造じゃないと建てられなんじゃないの?

【結論】
木造でも耐火仕様にすれば、防火地域でも3階建以上あるいは100㎡を超える住まいが建てられるスペックを実現することは可能!!

ちなみに、防火地域とは?
防火地域は、補助的地域地区の一として、特に住宅密集地における火事対策を講じる地区として指定されています。
床面積が100㎡を超える建築物については耐火建築物としなけばなりません。また、床面積が100㎡以下の建築物については、3階建て(地階を含む)以上の建築物については耐火建築物としなければなりません。

2階建て(地階を含む)以下の建築物については耐火建築物または、準耐火建築物としなければなりません。

防火地域で鉄骨造や鉄筋コンクリート造以外で建てられるの?

防火シャッターのイラスト

以前は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造での建築が一般的で、木造は100㎡以下・2階建以下の建築でした。

しかし、2004年以降は、木造で耐火建築物の建築が可能となり、防火地域での100㎡超・3階以上の住宅建築も可能となりました。

防火地域にも“木造住宅”な理由

狭小敷地や変形敷地に対応

都市部には様々な形状の敷地が多く、広さも限られるケースが珍しくありません。

狭小敷地や変形敷地にはやはり木造軸組工法は適応能力が高いです。

自由度の高い設計・デザインが可能

木造軸組工法は比較的設計の制約が少なく、日本でもっと多い工法でもあるので、各建材メーカーの商品開発が進んでいる工法

その為、要望を高いレベルで実現できる可能性が高い。

低コスト&スピード施工を実現

木造軸組工法は耐火仕様としても、鉄骨造や鉄筋コンクリート造より建築費用を低く抑えることが可能。
狭い路地でも部材の搬入がしやすいため制約が少なく、短工期というメリットもあります。

大切な資産を火から守る為に木造で行う事

例えば、
壁・天井・床に強化石膏ボード2重貼りをはじめ、耐火建築物の基準をクリアすることが可能。

東京都では木密地域不燃化10年プロジェクト「不燃化特区制度」を推進(2020年迄)

不燃化特区では、老朽建築物の除却や建替え等、各区が推進している不燃化の取組に対し、支援。

木密不燃化10年プロジェクトにおける取組 | 東京都都市整備局

支援1 老朽建築物除去費を助成! 

○一定の要件を満たした老朽建築物の除去に要する費用を助成。
○建替えをしなくても支援。
○老朽建築物除去後の更地が要件を満たす場合に、固定資産税・都市計画税の減免(最長5年間)を受けることが可能。

◎除去費の助成 ◎土地の固定資産税等の減免

支援2 さらに設計費も助成!

○建替に伴って必要な建築設計及び工事監理に要する費用を助成
○建替後の住宅が要件を満たす場合に、固定資産税・都市計画税の減免(最長5年間)を受けることができます。

◎建築設計費等の助成 ◎住宅の固定資産税等の全額減免

※ 支援制度の内容は各区で異なります。

まとめ

木造住宅でも防火地域できちんとした防火対策をすれば建築可能で、メリットも多い。

その為、防火地域でも木造メーカーを含めた検討が可能!

防火地域だからと諦めないで色々な工法で比較しましょう!

【ハウスメーカー別】工法・構造のまとめ
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