高低差がある土地の確認ポイントと調査方法!

高低差のある土地での現地確認POINT

敷地の高低差に関して解説します。特に相場よりも安い土地は道路よりも高い土地が比較的多いです。

理由は、高低差がある土地では追加で高低差の処理は計画性や費用・工期・法規が影響するからです。
その為、敷地の高低差について正しく把握し計画につなげていかなければいけません。

高さに関するPOINT①

◆高低差が 1m以下の場合、補強 CB (コンクリートブロック)造の土留が認可されており、
CBで計画を行うことができる場合があります。(※行政により異なるので、確認必須)

CB で計画する場合と、RC(鉄筋コンクリート) 等の擁壁で計画する場合では、工期・費用が変わるため、敷地全体の高低差を把握する際には、1m以下か超えるかがポイントです。

高さに関するPOINT②

2mを超える擁壁は準用工作物となり、確認申請が必要。

構造計算書等の安全性を示す書類が必要となる。
ただし、2m以下の擁壁でも安全性の根拠は必要。

法面(のりめん)に関するPOINT

法面処理の場合法面(のりめん)が30°以下の勾配か確認(土の流出防止や安全上)。

30°以下の勾配でも降雨時、土が流れたり崩れたりする恐れがあるので、
地被類や灌木類の植栽の有無・必要性も把握しておくと良いです。

工作物(RC 擁壁・CP 擁壁)に関するPOINT

工作物(RC 擁壁・CP 擁壁)で処理している場合状態・劣化・破損の確認、擁壁底板の深さ・長さ、転倒の可能性を把握した上で既存工作物が使用可能か想定しましょう!

<目視による状態の把握>
・ 著しいはらみ出しなどによる変異がないか
頂部が大きく前面に倒れていないか
裏込め土が大きく陥没していないか
伸縮目地などが著しく食い違わない
水抜きの排水が不良で背面が滞水していないか

<位置・形状の把握>

既存工作物(RC 擁壁・CP 型枠擁壁・間知積み)位置・形状(ベース長さ・深さ)を正確に把握する。

方法

調査ポイントをずらしながらベース長さ・深さを確認する。

調査の手戻りがないように、計画建物を想定した上で調査ポイントを指示すると良い。

擁壁ベースと建物基礎・表層改良・杭との干渉など、計画する上で影響が想定される部分を正しく把握しておかなければならない。

正しく把握していないことで、杭長や地盤改良深さ・建物配置を検討できないことにつながる可能性があるため注意する。

土留に関するPOINT

雨水や土の流入・流出を考慮し隣地との間に土留が必要か確認しましょう。

◆ 計画により隣地との高低差が現状より大きくなる場合、既存土留・擁壁が壊れる可能性がないか把握しておく。

既存土留の根入れ深さや築年数・土質を確認し判断する。

特に隣地が高く隣地に土留がある場合、計画敷地のレベルが下がることで土や土留・擁壁の崩壊や転倒等が起きないか把握しておきましょう!

給排水に関するPOINT

◆ 隣地が高く、給排水工事で敷地を掘る可能性が高い場合、工事中に土留や擁壁が壊れる可能性がないか確認しておく。

特に、浄化槽設置のために大きく掘る場合は注意が必要です。

◆ 排水経路・排水勾配がとれるか確認。

・浄化槽で側溝放流の場合は、浄化槽の入出の高さが決まっているため、レベルを充分に確認する。
・旗竿敷地で側溝放流の場合は、配管長さが長くなり、排水勾配が取れないケースがあるため、排水先の側溝管底レベルを正しく把握する。

法規制に関するPOINT

◆ 道路斜線制限の影響を受けそうな部分を確認。

・駐車や駐輪、アプローチスペースの最適な場所に見当をつけておく。

→現状の高低差が活かせないか確認する。

→土留が必要かどうか確認する。

→深基礎が必要かどうか検討し、設計GL等への影響を確認する。

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