【土地探し】余計なコストを増やさない為の敷地調査方法

細かな敷地の見方

◆ 隣家から離隔がとれないことが想定される場合、(周辺建物の建ち方・敷地に対するボリュームなど)圧迫感がどの程度なのか高さや距離を把握する。

◆ 隣家の状況(高さ、古さ、きれいさ、色合い等)を把握し、新築住居での圧迫感や不快感などの影響を想定する。

◆ 既存の建物は、敷地の内包する特徴や問題点を示している場合があるので特に注意が必要である。
→例えば、日当たりの良い場所がテラスや物干しスペース、花壇等として使われている場合が多い。

樹木


・既存の植栽について移植・伐採の検討をしておく。(移植時期や保管場所が問題となり、工期等に影響を及ぼすことがある。)
・樹木を伐根すると、大きく地盤を掘削することになるため、建物位置が重なりそうな場合は、基礎補強の必要性を検討する。

外構


・既存の外構、ガレージが活かせるかどうか把握する。(デザインも含めて。)
→既存の土留が活かせるか把握する。(強度的・法的判断を含めて。)
→既存のフェンスや植栽に、どの程度視線を遮る機能があるか把握する。

インフラ

◆ 水道メーターや枡位置(既存の枡を使用する場合)は、移設に費用が発生する
ので基本的に現状の位置を活かすと良い。

◆ 水道メーターがアプローチ上にくると見栄えが悪くなったり、車の下にくる
と検診しづらいためできるだけ避ける。アプローチや駐車位置を想定しなが
ら水道メーター位置を把握すると良い。

◆ 浄化槽設置に最適なスペースを想定しておく。

◆ 都市ガスかプロパンガスかを確認する。プロパンガスの場合は、ガスボンベ
の搬入経路を確保する。また、今後都市ガスを引く予定があるのかどうかを
ガス会社に確認する。

◆ 電線の引き込みに際して、隣地を横断することがないか確認する。

◆ 受電ポールや中継ポールが必要かどうか確認する。(物理的及び美観上の
観点。)

◆ 電柱や最終桝の移設・加工が必要だと考えられるときは、費用面の検討
もしておく。

方位


・北側斜線制限の影響を受けそうな部分を確認する。
・北側隣地が自敷地より高い場合、斜線制限の緩和が可能か確認しておく。

日照


・隣家の状況(高さ・距離・築年数)を確認した上で、建物や主要居室の
配置を想定する。(例えば、西日を避けるという観点も必要となる。)
・敷地内の日当たりの良い場所を確認する。(調査時の季節と時間を加味
する。)
・隣家の日照確保の状況を確認する。(意図的な日照妨害と誤解されな
いような配慮が必要である。3 階建てを計画する場合は、特に注意する。)

排気


・隣家のエアコン室外機、給湯器、換気扇等の位置を確認する。

通風


・敷地内の風通しの良い場所を確認する。

騒音の状況を把握


・近隣に工場や商店街、パチンコホール等の有無を確認する。
・隣家のエアコン室外機、給湯器、楽器演奏等の騒音発生源を確認する。
→全館空調等の24 時間稼動する空調設備の室外機位置を確認する。特に、
寝室が近くなる可能性が想定される場合は配慮が必要。
また隣地状況を考慮し、敷地内で室外機等を設置しても問題がない場所
を確認しておく。
・通過交通による騒音状況を確認する。

◆ 振動が発生する可能性のある場所(車や鉄道、飛行機の通過交通が激しい、近
隣に工場がある等)は、振動測定器を用いて振動の状況を把握する。

◆ 振動は人により感じ方も異なるため、振動による不快感は大きな問題となる
可能性が高い。建物の上階ほど振動は大きくなり、建物の重量によっても大
きく異なるため、建替の場合は既存建物との違いを考慮し、新築・住み替えの場
合は、施主に振動の可能性について充分理解していただく必要がある。

通過交通による振動は地中を介して伝わる可能性が高いため、表層改良を行い地中の
重量を増やしたり、1FをRCで計画し建物重量を重くする等の対策が考えられる。また、
TMD(Tuned Mass Damper)を設置し、振動を軽減させる対策もある。
費用や住み心地に影響するため、振動の状況(頻度・時間帯など)を正しく把握した上で
判断していくことが重要。

周囲の環境

◆ 周囲の街並み(建物の向き、屋根並み、グレード等)を確認する。


例えば、建物の方位軸(向き)が周囲と異なると、街並みを崩す要因となる
ので、現地で建物と外構計画をイメージしておくと良い。

車の乗り入れ


・交通量を確認し、車の出入りに際して安全が確保できる駐車スペースや
レイアウトを想定する。
・道路勾配を確認する。

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